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藤村善行が最近興味深く感じていたのがネットでのオークション取引です。オークションは個人でも気軽に出品したり、購入できるので前々から興味がありました。しかしながら1度も利用したことはなく、ぜひとも使ってみようと考えていました。なぜ使ったことがないのかというと、その理由の1つとしてパソコンがあまり得意でないことが要因でした。パソコン操作が不慣れだったため、何か不手際があってはトラブルになるのではといった不安がありました。

藤村善行は自分で会社を経営していました。そのため取引先とメールでやり取りすることも少なくありません。相変わらずメールもやり取りが苦手でしたが、これではまずいと考えPC教室に通い始めました。PC教室ですが、想像よりも人が多く生徒数についても4人ほどで授業がスタートしました。また年齢層については藤村善行よりも上の60代なども多かったといいます。自分はまだ若い方なんだなと思うと同時に、みんなパソコンを覚えたいんだなと感じるようになりました。パソコン教室には3ヶ月ほど通いました。メールはもちろん、ワードやエクセルなども勉強しました。想像よりもパソコン操作は難しくなく、これは業務にも活用できるなと感じていました。

そんなある日のこと藤村善行は試しにオークションに自社の商品を出品してみたいと思いました。オークションについては教室でならわなかったため、まずはオークションを出すためのサイトを見て勉強することにしました。
サイトを見ると写真つきでわかりやすく書いてあることから、比較的簡単にできるなと感じました。そこでまず藤村善行はIDを作成することにしました。IDを作成した後、次は試しに私物を出してみることにしました。

ちょうど取引先からもらった景品であまり自分の好みではないハンカチがあったので、それを出してみることにしました。そのハンカチはブランド品だったこともあり、想像よりも高い価格で落札され、やりとりについてなんとなく見えてきました。
あと3つほど出してから会社のものを出してみようと決め、不用品を3つほど出しましたがこれもあっさり売れました。
そしていよいよ会社の商品です。会社からの出品ではなく個人の出品ということで出してみました。一体いくらで売れるのか、赤字覚悟で1円からでスタートしました。結局定価よりも高値はつきませんが、それなりの価格で売ることができました。このときは、なんだか1つの達成感を覚えたといいます。

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